専用口座と専用カードで処理を簡便に!
法人化して事業を行う場合は、
資金の流れはすべて法人口座を通すことで、
取引をもれなく把握することができます。
でも、個人事業の場合は、どうしても個人通帳の中に、
「事業に使ったもの」と「私用で使ったもの」
が混在しているので、取引の把握が難しくなります。
で、混在した結果、
経費を計上しすぎてたり、漏れてたり、
または売上の計上が漏れてたり、
とかく、税務トラブルになりやすいです。
悪気があろうが、なかろうが、
故意であろうが、うっかりミスであろうが、
税金の不足はキッチリ、指摘されます。
そんなことがないように個人事業者にオススメなのが、
「個人事業専用の口座とカード」を、
作ることです。
で、以下を徹底することをオススメします。
(事業専用カードは、もちろん事業口座と連動させてくださいね。
カード払いが私用と事業用で混在してると、管理が大変です)
このようにすることで、事業の資金の流れは
すべて事業用口座で把握ができ、収支を一元管理できます。
もし、個人の私用口座に売上入金があったら、
その都度、事業口座に移し替えるとかして、
すべて、その事業用口座で把握できるようにするのが、
ベストですね。
何か月分かをまとめて通帳記帳して、
そこから、
「これは私用」
「これは事業用」
「これは、え〜っと、どっちだったっけ??」
みたいに分けるのは結構大変です。
取引が少ないうちはそれでもよいのですが、
多くなってくると、ホント大変ですので、
口座を分けて管理した方が絶対に楽ですし、
ミスもなくなりますよ!!
屋号名義の口座を作る場合は、銀行から「開業届」の控えのコピー(税務署受付印のあるもの)の提示を求められることもありますので、「開業届」は必ず税務署に提出しておきましょう。