納税額はどれくらい?
税金と言っても、
所得税や住民税、事業税や消費税、、
と、いろいろありますが、
ここでは、そのうちの、
「所得税」はどれくらい?って話です。
所得税の税率は、
所得の大きさによって変わります。
所得が大きくなれば、税率も高くなります。
(「累進課税方式(超過累進課税)」)
あ、念のため確認ですが、
この税率は最終の「所得」にかかります。
「収入」から「経費」を引いた「利益」が、
「所得」(事業所得等)で、これから、
各種の「控除」(基礎控除、扶養控除等)を
引いて、最後に残った「最終の所得」に、
税率をかけて税額を出します。
で、その税率は、以下のとおりです。
課税所得金額 |
(以上〜未満) | 税率(%) |
控除額 |
---|---|---|---|
〜195万円 | 5 |
0 |
|
195万円 |
〜330万円 | 10 |
97,500 |
330万円 |
〜695万円 | 20 |
427,500 |
695万円 |
〜900万円 | 23 |
636,000 |
900万円 |
〜1,800万円 | 33 |
1,536,000 |
1,800万円 |
〜 | 40 |
2,796,000 |
◆所得税=課税所得(1000円未満切捨)×税率−控除額
例えば、「最終の所得」(=「課税される所得」っていいます)が
300万円の場合は、上記の表に当てはめて、
課税所得300万円×10%−97,500円
=20万2,500円
が、納めるべき所得税額になります。
最高税率が上がります(税制改正)
平成27分より、課税所得が4000万円以上の人は、
所得税率が45%になります。
住民税率が10%なので、合計すると55%。
よく、
「たくさん稼いでも、半分が税金で持っていかれる」
という声を聞きますが、正確には、
「半分以上持っていかれる」ということですね。