楽天アフィリエイトの話
「楽天アフィリエイト」は、日本最大級のオンラインモール、楽天市場が運営するアフィリエイトプログラムです。
報酬は、楽天市場で使える「楽天スーパーポイント」で支払われますが、条件を満たしていて、楽天銀行の口座を登録すれば、「楽天キャッシュ」として現金に換金もできるようになりました。
さて、この楽天アフィリエイトで獲得した成果報酬なのですが、税務上はどのように取り扱われるのか?
楽天アフィリエイトのヘルプページには、このようにあります。
え〜、要約するまでもないのですが、
「税務署に聞いて、自分で判断してね」
ってことです。^^;
実際、
相当数のポイントを持ってる人は、税務署の判断を仰いでおいた方がよいでしょう。
楽天ポイントの扱いは、いろいろと見解が分かれるところで、
まずは「収益計上のタイミング」。
ポイントが付与された時点で収入になるのか?
それとも、
ポイントが使われた時点で収入になるのか?
これまでは、
『そのポイントを使用した場合は、
その時点で収入として計上する』
という見解が一般的でした。
ただ、一方で、
『ポイントは、経済的な利益なので、
付与された時点で収入として計上すべき』
という見解もあり、
今は、ポイントを換金化できる流れになってきていますので、
今後は後者が税務署の判断とされていくかもしれません。
いずれにしても、
楽天サイドが判断を税務署に丸投げしてる現状、
納税者も税務署に判断を委ねながら進めるのが賢明だと思われます。
楽天ポイントは、アフィリエイトで付くポイントも、購入時に付くポイントも、すべて合算されます。
購入時に付くポイントは、その購入が事業の「経費」なら「値引き」扱いになりますが、その購入が、事業でない「私用」なら、そこで付与されるポイントは「値引き」にはなりません。
つまり楽天ポイントは、場合によっては「収益にすべきポイント」と「収益にすべきでないポイント」が混在することになり、厳密には、それを経理上、明確に分けて管理することになります。
いろいろと扱いに難しいです。
今後の情報にご注意ください。