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日本の税制は、「申告納税制度」です。

 

自分で計算して、申告して、納税します。

 

 

が！

 

何年かに一度は、それが正しく行われて

 

いるかの、国のチェックが入ります。

 

それが、「税務調査」。

 

 

税務署から税務調査官がやってきて、

 

過去3年分くらいを調べていきます。

 

 

この税務調査が、不正の抑止力になってると

 

言っても過言ではないでしょう。

 

 

 

さて、この税務調査ですが、

 

単にランダムに選ばれて（？）、対象になることもありますが、

 

多くの場合は、すでに何らかの情報をつかんでから来ます。

 

 

税務署の人も、すべての会社を見るには、

 

人員的にも限りがありますので、事前に「あたり」をつけてから

 

足を運ぶことが多いようです。（ムダ足にならないように）

 

 

 

では、何で「あたり」をつけるのかというと、

 

これはまぁ、いろいろなケースがあります。

 

 

 

例えば、、

 

・ASP会社から入手した、『（誰にいくら払ったかの）報酬情報』と、

 

　『それを受け取った側の申告情報』がぜんぜん違う、、

 

 

・業種の割に経費率（売上に占める経費の割合）が異常に高い、、

 

 

・その経費の割合が、昨年と比べて急に高くなってる、、

 

 

とか、ですね。。

 

 

 

まぁそれ以外にも、

 

・『報酬実績をネットにアップしてるけど、申告の額と

 

　　ぜんぜん違う』

 

 

・『内部からのリーク』や『取引先からの芋づる式』

 

 

だったりとか、、

 

まぁ、ほんと、いろいろなケースがあります。

 

 

 

利益が相当出ていなけりゃ、絶対に調査が入らないかというと、

 

そんなこともありません。

 

まぁ、入る可能性は低いと思いますが。。

 

 

 

 

調査に入られた場合、過去3年分くらいを見られるので、

 

不備があると3年分まとめてゴッソリ持っていかれるので要注意。

 

その上、古いものには延滞税もかかってきます…。

 

 

あと、調査が入りやすい時期ですが、

 

税務署員の人事異動が7月にある関係で、

 

9月〜12月に入ることが多いといわれています。

 

 

　こちらの記事も参考にしてください。
　⇒『税務調査って本当に来るの？』