勘違いが多い「医療費控除」
知ってそうで、意外と勘違いしやすいのが、「医療費控除」です。
一般的に「医療費控除」とは、、
『年間で医療費が10万円を超えていれば、その超えている金額を所得から差し引けるもの』
として知られています。
なので、年間で10万円を超えていないと、適用を諦めてしまう人がいますが、
10万円以下でも所得の金額によっては、「医療費控除」が使えるんです。
医療費控除できる額は、
・10万円
・年間所得×5%
のいずれか少ない方の金額を、年間医療費から控除した金額になります。
分かりにくいと思いますので、具体的に言いますと、
◆所得が200万円以上の人
医療費控除額=年間医療費−10万円
◆所得が200万円未満の人
医療費控除額=年間医療費−(年間所得×5%)
となるんです。
なので、、
『所得が200万円未満の人は、年間医療費が10万円を超えていなくても、「医療費控除」が使える可能性アリ!』
と覚えておいてくださいネ。
共働きの場合は、所得の高い方(=税率の高い方)の人が、すべて医療費を支払った方が、節税効果が大きいです。