所得税の最高税率が変わります!
平成25年度の税制改正により、
【所得税の最高税率】
が引き上げになります。
平成27年分からの適用になります。
従来は、
所得税率の最高税率(もっとも所得の高い人の税率)は、
40%
でしたが、これが平成27年分以降から、
所得が4000万円を超える人は、
45%
にアップされます。
「おぉ〜、マジかよ!!」
って頭を抱えてる人。
相当、稼いでますね〜(笑)。
「ふ〜ん。。」
って、他人事みたいに聞いている人。
税率アップは2年後の平成27年からですので、
2年後には、
「おぉ〜、マジかよ!!」
って頭を抱えていられるように、今から頑張りましょう(笑)。
他にも、平成25年度の改正では、相続税の基礎控除が引き下げられました。
前の平成24年度の改正では、給与所得控除に上限が設定されました。
最近の増税の流れは個人の富裕層をターゲットにしていますね。
平成26年度改正で、さらに…
平成24年度改正で
給与所得控除に245万円の
上限が設けられましたが、
平成26年度改正で、
さらに!!
この上限額が
引き下げられることになりました。
現行 | H28分の所得税 | H29分以降の所得税 | |
---|---|---|---|
上限額が適用される給与収入 | 1500万円 | 1200万円 | 1000万円 |
給与所得控除の上限額 | 245万円 | 230万円 | 220万円 |
個人事業主が法人成りをする、
最大のメリットが、
「給与所得控除を使った節税」
スキームなのですが、
この給与所得控除額が高額所得者ほど
年々、少なくなっているということです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
給与所得控除額の減少
↓
給与所得の増加
↓
所得税の増税
ということです。
だからと言って、
法人化の節税メリットが
なくなるわけではないですが、
毎年の税制改正による、
「増税政策」には、
イヤになりますね。
財政事情が厳しいのは
わかりますが、
増税のニュースに触れるたびに、
自己防衛をしっかりしないといけないと、
考えさせられます。^^;