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税金による資金ショート?

アフィリエイト界で有名な与沢翼氏が、
先日、facebook上で衝撃的な報告をされました。

 

 

与沢氏が経営する会社が
資金ショートを起こしたそうです。

 

 

その理由は、

 

・前期の決算申告による税金

 

・前々期の修正申告による税金

 

・今期の予定申告による税金

 

 

さらに、
これに追い打ちをかけるように、

 

 

・取引先の倒産による未回収発生

 

・FX投資の失敗

 

 

も起きたようです。

 

 

 

つまり、大きく分けると、

 

「納税資金の不足」

 

「予期せぬ損失」

 

の2つですね。

 

 

 

まず、「納税資金の不足」ですが、
これはいわゆる、
「黒字倒産」ってやつです。

 

(今回のケースでは、
「倒産」はしてないようですが)

 

 

 

利益が出ているのに、
それによる税金の準備をしていなかったということです。

 

 

会社というのは、
たとえ利益が出ていても、
資金の流れが止まった時に終わります。

 

 

 

なので、納税用の資金は
必ず確保しておく必要があります。

 

 

 

決算の税金は、
決算申告後2ヵ月以内(届出があれば3ヵ月以内)に
納付しないといけません。

 

 

 

今回のケースでは、
「12分割」で納付するつもりが、
それが認められなかった、、

 

と与沢氏は言っていますが、

 

 

いずれにしても、
納付期限に納税資金が
準備できていなかったということです。

 

 

 

なので、
「黒字倒産」を避けるためには、

 

 

決算「前」に、

 

決算でどの程度の利益が出るか予測し、

 

いつにどの程度の税金が出るのか?

 

 


これの見当をつけ、
その資金をしっかりと確保しておく
必要があるということです。

 

 

 

設備投資などで
常に手元にキャッシュがないような状態だと、
きわめて危険ということです。

 

 

 

経営者として大事なことは、

 

「毎月、どれくらい利益が出ているのか?」

 

の損益の把握を常に行うこと。

 

 

そして、

 

「今後の資金繰り予測」です。

 

 

 

特に、決算対策では、
決算期日の「前」に利益予測をし、
必要な「節税策」を打ち、

 

 

そして、

 

期日に必要な納税資金は
使わずにキッチリ残しておくこと。

 

 

 

これが大事なんですね。

 

 

 

今回のケースでは、

 

この前期の税金と合わせ、
前々期の修正申告による税金もあったということで、

 

これ(修正申告による税金)は、
痛かったと思います。

 

 

さすがにこれは、
資金繰り予測の範囲外でしょうからね…。

 

 

この税務調査でモメて、
税務署との関係が修復不能な「敵対関係」に
なってしまったのかもしれませんね。

 

 

税務署、国税局とは、
(言うまでもないですが)
上手に付き合っていく必要があります。

 

 

主張すべきところは主張すべきですが、
折れるところは折れる。

 

 

完全に敵に回したら…怖いです。

 

 

突発的な追い打ち?

与沢翼氏の会社の資金ショートの件。

 

 

納税資金の不足が主な原因のようですが、

 

それ以外に、

 

・取引先の倒産による未回収発生

 

・FX投資の失敗

 

もあったようですね。

 

 

 

不思議なもので、

 

会社が弱っているときに限って、
こういった不運な突発的な事故が起きることは
よくあります。

 

 

「弱い目に祟り目」状態です。

 

 

 

ただ、

 

(今回のケースが当てはまるのかは、わかりませんが)

 

会社が弱っているのを自覚しているからこそ、
危ないところにあえて手を出してしまっていた、、のかもしれません。

 

 

 

今回のケースでは、
まず、「取引先の倒産による未回収発生」ですが、

 

後日の与沢氏のfacebook投稿によると、

 

その取引先は、非常に組織として
脆弱と思える会社だったということ。

 

 

そんな会社となぜ取引をしていたのか?

 

コストが安かったのか?

 

 

 

また、「FX投資の失敗」では、

 

一発逆転を狙ったというか、
本来なら手を出さなそうなことに、
窮するあまりに、すがってしまった部分はないのか?

 

ということが原因として考えられます。

 

 

 

まぁ、私は特に
与沢氏やその会社の内情に詳しいわけではないので、
憶測でしかないのですが。。

 

 

 

与沢氏はネットビジネスの裾野を
間違いなく広げた人であるのは確かです。

 

 

 

今回の件、
いろいろな意味で非常に残念ではあるのですが、

 

きっと遠からず、
この世界に戻ってくるとは思いますけどね。

 

与沢流ブランディングの諸刃

テレビという巨大メディアで、
派手にお金を使うことで
バンバン露出していた、与沢氏。

 

 

 

稼ぐ額も、また使い方も、
これまでにはいなかった特異なタイプであり、
一躍、脚光を浴びました。

 

 

 

多くの「ファン」を獲得すると同時に、
おそらくそれ以上の「アンチ」も
生み出しました。

 

 

 

与沢氏の、
あの特異なブランディングは、

 

まぁおそらく、
9割くらいの人には嫌われ、
1割くらいの人には共感を得ていたような感じでしょう。

 

 

 

ただ、たとえ1割であっても、

 

テレビという巨大メディアを使っていたため、
リーチしている数がハンパなく大きく、

 

絶対数では、かなりの人を「ファン」にし、
それで成り立っていたビジネスともいえると思います。

 

 

 

…、ただ、
目立ち過ぎたということもあるでしょうね…。

 

 

 

ここ最近では、
運転手への暴行疑惑も取りざたされ、
そして今回は税金で…。

 

 

 

今回の件に、
ホリエモンを重ねて見てる人も多いと思います。

 

 

 

「出る杭は打たれる」

 

 

そんな言葉が、
ふと頭をよぎります。。

 


 
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