経済回復しても雇用は生まれない?!
あなたは、
「ジョブレス・リカバリー」
という言葉を聞いたことがありますか?
これは、
景気が回復してもなかなか雇用が回復しない状態
のことをいいます。
「雇用なき回復」ってやつですね。
先日、ある有名マーケッターの方がセミナーで言っていたのですが、
10年前には月収20万円もらっていたアルバイトの仕事を、
いまはカンボジアでは、月収1万円でできるそうです。
実に20分の1。
あなたが経営者だったら、どちらを使いますか?
もう1つ、別の話。
今をときめく会社「amazon」は、ものすごく機械化が進んでいて、本の倉庫では、何千人もの人が必要な仕事を、それ1台でやってしまうそうです。
機械は文句を言いません。
給料を上げろとは言いません。
24時間、みんなが寝てる間も働きます。
…。
つまり、景気が回復しても、賃金の低い発展途上国に仕事は流れ、
また最新のテクノロジーにより、雇用の増加には結びつかない可能性があるんですね。
そういう時代が来るんです。
いや、もう来てると言えます。
では、どうするか?
そのマーケッターの方が言っていたのは、
「自分が自分を雇用するしかない!」
ってことです。
自分の身は自分で守る。
副業でも投資でも、なんでも、
とにかくスキルを磨き、
自分の力で生き残る術を身につけないといけない。
経済が回復したら、
なんとなく自分も一緒に良くなる、、
そんなのは幻想でしかないのかもしれません。
「あ、これやばいな。。」
そう気づいた時には、遅すぎるかもしれない。
手遅れかもしれない。
そうなる前から
準備をしておくことが大事なんですね。
「発展途上国の労働力」や「機械化」にとって替わられる仕事っていうのは、決して単純作業だけじゃないんです。
実は、最高の知識と技術を要求される「医療」の世界でさえも、機械化が進んでいるそうです。
ロボットが診断し、
ロボットが手術し…。
それの賛否はともかくとして、そういう時代が来てるって話です。
ちょっと(かなり)、ゾッとする話ですね。^^;