意外と忘れがちな「納税」
申告だけ終わって、ホッとしたまま、
肝心な「納税」を忘れてしまう人が、意外に多いです。
申告は「納税」して、完結します。
「還付」の場合は、申告が終わればノンビリしててもイイのですが、
「納付」の場合は、きっちり期限内に納付まで済まさないといけません。
意外と忘れている人も多いので、気をつけましょう!
納付を忘れないためにも、
「振替納税」の手続きをオススメします。
この手続きは毎年する必要はなく、
一度行ってしまえば、以降はずっと
期日が来れば税金が引き落とされることになります。
(ただし、引落し期日に口座に残高があることを
確認してください)
手続きの方法は、こちらの国税庁HPをご覧ください。
⇒[手続名]申告所得税及び復興特別所得税、
消費税及び地方消費税(個人事業者)の振替納税手続
この手続きをする場合は、必ず2部提出して、
1部は自分の控え用として手元に置いておいた方が良いです。
翌年以降の申告の際に、提出したことを忘れていて、
二重に支払ってしまうことの防止のためです。
(もちろん、誤って二重に支払ってしまえば、戻してくれますが)
あ、もちろん、あえて口座振替にせずに、
現金で支払うってのも、アリです。
「税金として納める現金」を手にすると、
いろいろな思いがおきるでしょうから。
「オレ、こんだけしか払ってないんだ。
来年はもっと頑張らないのな。。」
↑という「奮起」や、
「どうだ!オレはこんなに払ってるんだぞ!」
↑という「満足感」やら「虚栄心」やら、
「もっと、節税しないとな〜〜。
何か手だてを考えないとな〜〜。」
↑という「意識の向上」やら「痛税感」やら。。
現金納める瞬間は、
「税金」とリアルに向き合える瞬間でもあるわけです。
自分の事業の中の1つの区切りとして、
「儀式」として、
「口座振替」でなく「現金持参」で納めるのも、アリだと思います。
現金で納付する場合は、現金に納付書を添えて、金融機関(日本銀行歳入代理店)か所轄の税務署の納税窓口で納付してください。
納付書は、税務署や所定の金融機関に用意してあります。